名古屋市南区 インピンジメント症候群

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名古屋市南区 インピンジメント症候群

2018-09-12

インピンジメント症候群は肩関節障害のひとつ

肩関節障害の代表的な疾患のひとつにインピンジメント症候群というのがあります。
インピンジメントというのは「衝突」といった意味があるので、肩関節が衝突を起こして痛みが出てくるものです。
主な症状は、肩を上げていく時にある角度に達すると痛みや引っかかりを感じて、それ以上は挙上できなくなります。
ちなみに、肩を挙上する時や挙上した位置から降ろしてくる時、約60°~120°の間で特に強い痛みを感じるのです。
症状が悪化するとこわばりや筋力低下なども伴いますし、場合によっては夜間に痛みを訴えることもあります。

肩峰が元々下方に突出している人や加齢変化として肩峰下に骨棘ができた場合に発症しやすいですし、投球動作など腕を酷使するスポーツ選手も発症します。
では、なぜ発生するのかというと、上腕を外転する過程において、腱板の一部や肩峰下滑液包などが上腕骨と肩峰の間に挟み込まれて、繰り返して刺激が加わることで滑液包に浮腫や出血が起こるのです。
安静にしているとこの変化は正常になり軽快するのですが、動作の反復で症状の再燃を繰り返すと慢性化してしまいます。
進行すると腱板の部分断裂となったり、肩峰下に骨の棘ができたりして、痛みがなかなか解消されなくなることもあるのです。

肩峰と棘上筋間で肩峰下包が挟まれるエクスターナルインピンジメントと、棘上筋の関節包面が後上方関節唇と衝突するインターナルインピンジメントという2種類がインピンジメント症候群にはあります。
2つ共に肩甲上腕リズムの異常が原因になっているケースが多くて、特にインターナルインピンジメントは関節唇損傷という症状になることもあるので注意が必要です。
肩甲上腕リズムの異常については、外転と水平伸展の2つの動きで外転時に肩甲骨の上方回旋と後傾が起きているのか、水平伸展時に肩甲骨の内転と下制が起きているのかをチェックします。
外転時の肩甲上腕リズムの異常は、エクスターナルインピンジメントを起こして、水平伸展時の肩甲上腕リズムの異常はインターナルインピンジメントを起こすのです。

ピッチャーやキャッチャーなどでボールを投げすぎると腱板は疲労して、肩をささえる力が弱くなって発症しやすくなる傾向にあります。
実際、野球をしている子供の肩を診察すると、腱板・棘上筋・棘下筋の筋力が弱っていることをよく見かけるのです。
ですから、インピンジメント症候群にならないためには、こうした理由で弱っている腱板を鍛えるインナーマッスルトレーニングを行うことですが、そんなに単純なものではありません。
腱板の筋肉は肩甲骨から出てくる筋肉で、土台となる肩甲骨が不安定だとうまく腱板を鍛えることができないのです。
例えるのなら、ぐらぐらした土台の上で腕立て伏せをしているようなものなので、腱板を鍛えるには肩甲骨周囲の筋肉トレーニングをまずする必要がるのです。
そして肩甲骨がしっかりしたら、次に腱板の訓練をすることが大切になります。
いずれにしても早期発見・早期治療が、治療の一番の近道になるので、気になる症状がある時には、早めに病院や治療院を受診することです。

 

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