名古屋市南区 シンスプリントのケアとリハビリテーション
2017-08-28
足底から関節下腿部に大きな負担がかかるとシンスプリントが起こる
運動する環境が変わることで起きる代表的なスポーツ障害のひとつとしてシンスプリントというのがあります。
下腿内側に位置する脛骨の下方3分の1に痛みが発生する特徴があって、その痛みはある一点に集中する痛みとは違って脛骨に沿ってうずくような鈍痛です。
この不快な痛みは多くの場合運動開始時に現れて、そのあと消えて運動終了時に再度戻ってきますし、症状が進行するにつれて段々酷くなって、運動最中もずっと続くようになります。
そして最終的には、日常生活における動作でも痛みが伴うようになってしまいます。
人間の足は骨の組み合わせとそれを補強する筋肉で上からのし掛かる体重に耐えていて、何らかの要因でどちらかが役目を果たせなくなると、もう一方がそれを補うことになります。
それから足部にはアーチと呼ばれるものがあって、これが機能することで衝撃を吸収してくれます。
しかし、このアーチが崩れてしまうと衝撃吸収がしっかりとできなくなって、さらに骨の配列が崩れてしまうと、足底から関節下腿部の骨や筋肉に大きな負担がかかります。
長い間このような状態が続くと仕事量が増えた筋肉や骨は、少しずつ異常を訴えて痛みとして現れます。
これがシンスプリントが起こる原因です。
シンスプリントのケアとリハビリテーションの対策としては、異常をきたした筋肉のケア・筋肉のトレーニング・足の補強の3つがあります。
異常をきたした筋肉のケアとしては、一般的にRICE処置といった応急処置が基本ですが、特にアイシングで症状を軽減させることができます。
異常をきたした筋肉のトレーニングとしては、足底筋群のトレーニングが主なものとなります。
この足底筋群は小さい骨が崩れないようにサポートしてくれるので、トレーニングすることで崩れにくくなって痛みの軽減につながる可能性がありますし、ケガの回復を早めることにつながります。
異常をきたした足の補強としてはテーピングが有効で、足底筋群をサポートする貼り方をすると土踏まずのアーチの低下を防ぎます。
この3つの対策は全て行うことが重要で、どれか1つだけを実施しても不十分なので、早期復帰を考えるのなら3つの対策を全て行うことです。
シンスプリントの予防トレーニングも大事なことで、障害の発生や再発を予防する方法の考え方として大事になることは、理想的な規模の関節可動域を有することです。
また、動作に関わる筋力が環境に対し十分であることで、この柔軟性の必要性と筋力UPのトレーニングの必要性が重要と考えられるのです。
このように柔軟性が予防に必要な要素のひとつで、その柔軟性は大きく関節自動可動域・関節他動可動域の2つの種類に分けられます。
運動で高いパフォーマンスを発揮するには、理想的なフォームで運動することが重要で、これには関節自動可動域が多く要求されるのです。
その為には動的ストレッチが理想的な方法で、積極的にウォームアップ時に行うことでケガの予防とパフォーマンス向上につながります。
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