名古屋 疲労骨折
2014-07-20
疲労骨折は、一度では骨折に至らない程度の弱い力が、同じ骨の部位に繰り返し、継続的に加わることで発生する
骨折です。また、この骨折は男性に比べて、女性に多く見られ、運動をしている女性アスリートには多い症状です。
特に女性の疲労骨折に比べ、男性の疲労骨折とは少し意味合いが異なり、骨粗鬆症、無月経、摂食障害の徴候と
判断されるケースが多いのです。最近では、シニア層の方々も積極的に体を動かす機会が増え、それが正しい運動の
種類や強度であれば、体のとって有意義な効果をもたらしますが、間違った運動の種類や強度を行うことで、疲労骨折の
可能性を高める事になります。症状的には、明らかな外傷は認められず、運動直後だけ痛みが発生するものから安静時
でも痛みが継続する状態まで、痛みの出かたはさまざまです。治療に関しては、通常ギプスや装具を使った固定はせず、安
静を保つと言う保存療法が選択されます。治癒の目安は3~12週間ぐらいの範囲です。(症状や部位によります)そして根本
的な治療は疲労骨折に至った原因を除去する必要がある。代表的な原因は、過体重・姿勢の悪さ・歩き方の癖・筋肉のつき方
・柔軟性の低下などです。