名古屋 捻挫
2014-07-17
「捻挫(ねんざ)をした」と聞くと、多くの方が足首をひねったと想像するのではないでしょうか? 今は
「捻挫=足首のけが」と思う方が多いようです。 ただ、捻挫は足首だけで起こるものではなく、体の各所で
起こるけがなのです。 そもそも、捻挫とは捻転(ひねって)して挫傷する怪我を全般に捻挫と呼びます。
つまり、関節を捻って靭帯を伸ばしてしまったり、断裂をしてしまったら、すべて捻挫と呼びます。もちろん
足首の捻挫が一番障害リスクが高いのですが、首を捻ったら頚椎捻挫と呼び、腰を捻ったら腰椎捻挫と
呼び、膝を捻ったら膝関節捻挫と呼びます。ですので、捻挫は体の各所で起きます。捻挫にはレベルがあり、
レベルⅠは靭帯を伸ばす状態であり、レベルⅡは靭帯を部分断裂、レベルⅢは靭帯を完全に断裂した状態
です。ですので、靭帯の怪我全般を捻挫といいます。スポーツや日常生活など、どのケースでも起こりうるリスク
があり、関節が硬い人がよりなりやすいと言われています。また、捻挫は何度も繰り返すと、慢性的な状態で
起こることもあり、いわゆる「捻挫癖」になることも多いです。