冷え性によって引き起こされるさまざまなトラブル・対処法
2014-09-19
男性に比べると女性に多いのが冷え性です。
1年中、羽織るものが欠かせないなど、体の冷えに悩まされている方がいます。
【冷え性が引き起こすさまざまなトラブル】
体が冷えるとさまざまな体調不良となりますが特に、免疫力の低下が深刻です。
体温が1度下がると、免疫力は、6割以下になるいわれており、すぐにカゼを引いたり、疲れやすい、などの症状が現れます。
また、人によっては、カンジタなどの膣炎に悩まされるケースもあります。
その他冷え性は血液の流れを阻害するため、骨盤内部が冷え、正常な機能を阻害します。
その結果、ホルモンの分泌に異常が発生し、生理不順、不妊症など婦人科系の疾患で悩まされるようになるのも冷え性による特徴のひとつです。
長く子供に恵まれていないご夫婦が、冷え性を改善したことで、骨盤の機能を改善し、免疫力を高め、スムーズに妊娠ができた、という例も少なくありません。
冷え性によるトラブルは、これだけでなく、代謝機能の低下となるため、やせにくい、太りやすいといった体質を作ることになります。
女性にとって、冷え性とは、非常に悪い影響を与えてしまう要因となるので、できるだけ早めに改善するようにしましょう。
【冷え性改善方法】
冷え性を改善するには、定期的な整体での施術がお勧めです。
それと同時にこれまでの生活習慣と食生活の見直しも行いましょう。
外食中心、コンビにやファーストフードといった食生活の方は、和食を中心とした食事を積極的に取り入れるようにしましょう。
たとえば、ビタミンB1は、糖質を効率よく燃焼し、体を動かすエネルギーを生みます。
豚肉、マグロ、卵に野菜、いわしやレバー、ゴマなどに多く含まれています。
その他、血行促進に効果的なビタミンEを多く含んでいる食材は、いわし、ほうれんそう、かぼちゃなどがありますので、上手に取り入れるよう工夫してください。
食事以外には、適度な運動を行い、汗を流し、代謝機能を活性化させることも冷え性対策の方法のひとつです。
ジョギングや水泳などハードな運動を行う必要はありません。
朝晩の軽めのウォーキングや通勤、帰宅の際にバスや電車をしようせず、できるだけ歩く、といった運動でも効果はあります。
入浴がすきな女性であれば、朝晩のシャワーを湯船にかえ、15分から30分しっかり体を芯から温めるような工夫もお勧めです。
最近では、無理なダイエットでやせすぎたり、筋肉の少ない女性も多くなっていますが、体に必要な筋肉を確保しなければ、冷え性が悪化し、最悪の場合寝たきりの状態になる危険性もありますので、注意をしてください。