それもしかすると偏頭痛の可能性も!正しい偏頭痛の対処法
2014-09-16
今感じている肩こりや首の痛み、背中や目の疲れ、もしかすると偏頭痛の症状かもしれません。
頭とはまったく関係のない場所に痛みや違和感を感じる可能性のある偏頭痛について正しい知識を抑えておくといいでしょう。
今や国民病とも言えるほど、多くの方が一度は経験した事があるといわれる偏頭痛ですが、実に3人に一人が偏頭痛の辛い症状を訴えているといいます。
偏頭痛といってもその症状は人によってまったく異なりますが、主な特徴としては、頭というよりもそれ以外の場所に痛みを感じるようです。
そのため、その痛みが偏頭痛と思っていない人も多く、正しく対処できていないのが現状です。
万が一、頭以外の場所が痛く、その部分のこりや痛みを軽減する処置をとってもまったく改善できない場合には、偏頭痛を疑い、整体院、もしくは頭痛外来を利用するようにしましょう。
【首こりの症状は偏頭痛の可能性がある?】
中でも首の痛みが偏頭痛の可能性が高いといわれています。
ただ、大抵の場合、首の痛みや後頭部の痛みを感じると、肩こりの症状だ、もしくは緊張性頭痛の症状かもしれないと自己判断し、放置している方が多いのが現状なのです。
そのため痛みが放置され、さらに悪化、慢性化する危険性が高くなっています。
実際に整体院や頭痛外来を受診する偏頭痛患者の多くが、頭の痛みよりも首のこりや痛みを感じている方が多いといいます。
【偏頭痛はセルフマッサージで悪化することも】
偏頭痛は、通常の頭痛とは異なり、三叉神経という首周辺にある神経に悪い影響を与えるため、首のこりや痛みを感じるようになります。
そのため、通常の肩こり改善や頭痛改善のようなマッサージを安易に行っていますと、神経をさらに傷つけたりすることによって、症状が以前よりも強く感じる事もあります。
特にアンチ知識でマッサージを行うと偏頭痛の症状や首こり、肩こりに頭痛を余計に悪化させ、改善に時間がかかる可能性も考えられます。
できる限り、整体師、もしくは頭痛外来にて正しい処置を受ける事をお勧めします。
【偏頭痛を引き起こす生活習慣を改善しよう】
その他、以下の生活習慣を続けている場合、偏頭痛の症状を悪化させる原因となりますので、早急に改善してください。
睡眠の質の悪さです。
質の悪い眠りは、脳に蓄積されている疲労を改善できないため、日々ストレスを蓄積させ、それが原因で偏頭痛を引き起こします。
枕や寝具は、体に適したものを準備し、できるだけリラックスした状態で睡眠を確保しましょう。
次に、血管収縮作用がある食事を摂取する事によってチラミンという物質の過剰摂取による偏頭痛を引き起こす事もあります。
チラミンが含有されている食事とは、チョコレートやかんきつ類、その他赤ワインなどがありますが、適度に摂取する分には、健康にもお勧めの食品ですが、1日に多くとりすぎる事で偏頭痛の原因となりますので注意しましょう。
その他、過度のストレス、夜更かしに、女性の場合月経前後などが挙げられますが、これらの症状については、整体院の施術によって、効果的に改善できますので、ご利用ください。